くじらのねむる場所@はてなブログ

岡山県南西部在住。1983年生まれの40歳。経済、ミステリ、ウイスキー等について細々とブログに書いています

池田信夫先生の新刊が読みたくなりました

希望を捨てる勇気―停滞と成長の経済学(金融日記)
トンデモ本好きの私にとって、怖いもの見たさで読んでみたくなる。タイトルがいいね「希望を捨てる勇気」かw

そう言う意味では、やっぱりもっともっと経済が悪くなって日経平均が5000円ぐらいになって失業率が15%ぐらいになって、国債の買い手もいなくなって国がファイナンスできなくなるぐらいの絶望を味わわないと、大きな改革はできないでしょうね。

そりゃ、精算主義っていうんだがなあ。2000年頃には、そういった言説が溢れていた気がする*1

こちらで、帯も含めた本の写真が載っています。帯の文句が「日本経済に足りないのは、絶望である。」……実は、2003年に宮台真司先生が似たような題名の本を出しているんですよね。その名も「絶望から出発しよう」。池田先生の本は、まだ読んでいませんが、似たような感じを受けるのは気のせいでしょうか*2。それにしても、私たちはいつまで絶望し続ければいいんでしょうね。

*1:というかその時の首相が「景気が良くなれば、改革する意欲がなくなる」って言ってたし

*2:宮台本の方は、「今までの古い社会(政治、経済)システムは、限界に来ている。アジア主義の顛末から学び、アメリカケツなめ外交をやめ、新しい社会の仕組みを構築しよう。」といった内容だった。