さて、最近2008年2月分の完全失業率と、消費者物価指数が発表されました。該当するサイトを見てみましょう。
完全失業率(労働力調査 月次最新結果)
［今月の動き］
○２月の完全失業率は季節調整値で3.9％となり，前月に比べ0.1ポイント上昇
○２月の就業者数は6292万人と１年前に比べ10万人減少
○完全失業者数は266万人と１年前に比べ４万人減少
うーん、まだ高止まり状態が続いてますねｗ-)……
続いて消費者物価指数を見てみましょう。
消費者物価指数
「概 況」
(1) 総合指数は平成17年を100として100.5となり，前月比は0.2％の下落。前年同月比は1.0％の上昇となった。
(2) 生鮮食品を除く総合指数は100.4となり，前月比は0.1％の下落。前年同月比は1.0％の上昇となった。
(3) 食料(酒類を除く)及びエネルギーを除く総合指数は98.6となり，前月比は0.3％の下落。前年同月比は0.1％の下落となった。
ここで注意するべき点は、総合指数と食料(酒類を除く)及びエネルギーを除く総合指数の差でしょう。結局、最近上昇しているのはエネルギー関連のみで、経済全体をみるとまだまだデフレのようです。
というわけで、まだまだ金融緩和は必要……なんだけど、いまだ日銀総裁は空白なんですよねorz。はやくいまの状況を理解して、的確な手段を講じてくれる人が就任しますように(-人-)*1
*1:少なくとも利上げは論外
