憲法改正を巡る議論が活発化するなか、民主党、みんなの党、共産党などの有志の国会議員は、個人の尊重や幸福を追求する権利などを定めた憲法13条について、国民生活を守るうえで最も重要な条文だとして、その意義を再確認しようという議員連盟を発足させました。
民主党やみんなの党、それに共産党などの有志の国会議員は、25日、「憲法改正を巡る議論が活発化している今こそ、憲法の理念を真に理解することが必要だ」などとして、個人の尊重や幸福を追求する権利などを定めた憲法13条について議論する議員連盟を発足させました。
国会内で開かれた初会合には国会議員11人が出席し、呼びかけ人の1人の民主党の小西洋之参議院議員は、「13条は憲法の中で一番大切な条文であり、その意義についてきちんとした知識を深めたい」と述べました。
そして会合では、今後、有識者から意見を聴くなどして議論を重ね、国民生活を守るうえで重要な13条の意義を再確認し、今後の憲法論議に生かしていく提言をまとめることにしています。
議員連盟としては、自民党が憲法改正草案で13条の改正に触れていることから、これをけん制するねらいもあるものとみられます。
憲法13条とはいわゆる幸福追求権のことね。
憲法改正というと「憲法第9条」がいつも争点になるけど、個人的にはあれは「おとり」だと思ってる。自民党の改憲案をみるかぎり個人の自由を制限したがっていることは明白だ。