くじらのねむる場所@はてなブログ

岡山県南西部在住。1983年生まれの40歳。経済、ミステリ、ウイスキー等について細々とブログに書いています

林原もデフレの悪魔に勝てなかったか


 今朝の山陽新聞の一面を見て驚いた。正月にテレビ瀬戸内の新春特番で社長さんが石井岡山県知事と対談してたのに……業績悪かったのね。

 記事によると研究開発費や不動産投資を積極的に行った一方、売り上げが伸びず負債が膨らんだのが原因らしい。どうみてもデフレが原因だよなぁ。

 Twitterのタイムラインを眺めていると同族経営による放蕩経営も原因みたい。記事にもあるけどメセナ活動*1を結構やってたもんね。でも、このデフレ時代に放蕩経営してたのはとってもえらいと思うよ*2。経営再建でこういう所が真っ先に削られるだろうから困るところが出てくるだろうなぁ。

 林原の放蕩経営でもデフレという悪魔に勝てなかったか。もう岡山にはデフレに勝てそうな企業はないなぁ。助けてニチギンマーン!!!!!……ところがどっこい、このニチギンマンこそがデフレという悪魔を操作している張本人でしたとさ。特撮ヒーローモノだとこういうキャラは最後改心して味方になってくれるけど、現実はどうだろう?

 そういえばこんな経済状況で「企業は国内に積極的な投資を」というノーテンキな発言をしてた偉いさんがいたな*3。どこの国の首相か忘れたが、経済の現状を知らないか、よほど頭の中がお花畑な人なんだろうw 日本の首相じゃないことを祈っておこうっと*4

*1:なんか懐かしい言葉w

*2:一企業の行動としては、ダメダメだけど

*3:営者たちの景況感、意外と前向き 新興国の需要に期待(朝日新聞)この記事1ページ目の最後のパラグラフ

*4:こういう皮肉書いてもだんだん悲しくなってきたorz