昨日、お盆で帰省した友人との飲みがありました。その友人は愛知県の某自動車メーカーに勤めているのですが、最近愛知の中小の部品メーカー(サプライヤー)が、どんどん潰れているそうです。なぜかというと、各自動車メーカーがどんどん部品価格の値下げを求めているからそうで、それについて行けなくなった中小企業がどんどん潰れているらしい*1。
まだ自動車産業や機械製造業は比較優位産業だろうけど、こんなことつづけていれば早晩駄目になっていくだろうなあ。もちろんこれは、各メーカーのせいじゃないですよ。各メーカーは今の日本の経済状況に応じて合理的に動いているに過ぎない。だから責任は、こんな経済状況(デフレーション)を放置している政府および日銀にある。
「馬鹿な大将、敵より怖い」と言う言葉があるけど、本当にその通りだなあと、ため息*2。