くじらのねむる場所@はてなブログ

岡山県南西部在住。1983年生まれの40歳。経済、ミステリ、ウイスキー等について細々とブログに書いています

自分たちがやってきたことは言わないのか

日銀総裁“経験踏まえ説明”(NHKニュース)
NHKニュースは掲載時間が短いので全文引用

G7=先進7か国の財務相中央銀行総裁会議に出席するためワシントンを訪れている日銀の白川総裁は、かつて不良債権の処理に苦しんだ日本の経験を踏まえて、G7では、金融危機に際して金融機関の資本増強に公的資金を投入するなど、国をあげた対応が重要だと説明する考えを明らかにしました。

G7は、日本時間の11日未明からワシントンで開かれ、日本からは中川財務・金融担当大臣とともに日銀の白川総裁が出席して、金融危機への対応に議論の大半を費やす見通しです。ワシントンに到着した白川総裁は記者団に対し「G7では、このところ緊張感が強まっている国際金融市場や、減速が明確化している国際経済の動きを踏まえて、世界経済の安定を回復するには、何が必要かをしっかり議論したい」と述べました。そのうえで「1990年代から2000年代の初めにかけてわれわれが経験した金融危機からどういう教訓を導き出すか説明したい。日本は最終的に公的資金を投入したので経験の1つとして触れることになる」と述べ、G7では、日本の経験を踏まえ、金融危機に際しては、金融機関の資本増強に公的資金を投入するなど、国をあげた対応が重要だと説明する考えを明らかにしました。

 この文章を読むかぎり、金融政策のきの字もないので、今回のG7では1990年代および2000年代に日銀が行ってきた金融政策に関しては何も言わないのかな?仮にも中央銀行の総裁なんだから自分たちが行った金融政策について説明すればいいのに。自分たちが行ってきた金融政策は間違ってないんでしょう?ならば堂々と世界に向けてプレゼンテーションできるはずだ。