くじらのねむる場所@はてなブログ

岡山県南西部在住。1983年生まれの40歳。経済、ミステリ、ウイスキー等について細々とブログに書いています

政治家の給料を半分にするよりも

 テレビをぼーっと見てたら、大田光の私が総理大臣になったら…秘書田中の番宣(CM)が流れていました。その番宣によると日本の政治家は給料もらいすぎらしく、大田総理は政治家の給料を半分にするという提言をするそうです。

 私としては、大田総理の案はあまりいい案とは思いません。あまり給与を下げてしまうと、政治家の方々が様々な誘惑(特定団体や企業による献金や接待)に負けてしまい、日本全体の利益よりも自分に金をくれた団体や企業のために動くようになることが予想されるからです。

 私としては、政治家の給料を半額にするよりも、政治家の給料の伸び率を昨年の経済成長率にリンクさせる方がいいと思います。昨年の経済成長率が2%だったならば、給料の伸び率も2%、10%ならば、給料の伸び率も10%!です。もちろんマイナス成長させれば、給料はマイナスです。こうすれば政治家の方々は、いやがおうでも高い経済成長率を目指し、行動するようになるでしょう。

 ただこの方式の問題点は、経済成長を重視するあまりインフレリスクを軽視してしまうことなのですが、日本には、世界最恐のインフレファイターが存在するから大丈夫でしょう(笑)。