ついにマイナス成長
内閣府が発表した２００７年４─６月期実質国内総生産（ＧＤＰ）の２次速報値は、前期比マイナス０．３％となった。年率換算はマイナス１．２％。１次速報値はそれぞれプラス０．１％、プラス０．５％だったが、下方修正された。
下方修正ですか、確定値が楽しみです（いろんな意味で）。設備投資がマイナスだったのが、響いているようですね。あと
カリヨン証券の加藤進チーフエコノミストは「日銀はメインのシナリオにしている、日本経済は息の長い景気の拡大が続いている、との基本的な認識をすぐに変えることはないだろう。ただ、実際には４月の展望レポートで想定した今年度の２．１％成長はその実現は難しく、いつの段階で下方修正するのかが焦点になってきた。まだ、４─６月期しか実績がないので１０月３１日の展望レポートではわずかな修正に留まりそうだ」と指摘。日銀は９月１８─１９日には利上げを見送っても、９月末までには市場が安定を取り戻し、１０月に利上げを実施する可能性が高いとみている。
なにが何でも利上げしたいのか。
