景気回復を一番実感しているのは60代以上(※岡山県の話)
岡山情報文化研究所のレポートより
このレポートは消費委税増税後の各年代別の消費意欲を聞いたレポートなのですが、そこに載っている図が興味深かった。
横軸が「景気回復実感度」、縦軸が「1月調査分の消費意向」、バブルの大きさが「消費税増税後の消費意欲大きさ」を表しています(つまりバルブが大きいほど増税後も消費を減らさない人が多い)。
驚いたのが景気回復を一番実感しているのは60代以上だったこと。理由を考えてみると、
- なんだかんだいって60代以上は金融資産を持ってる。アベノミクスによる資産効果の恩恵を一番受けているのは60代以上の世代なのかもしれない*1。
- 60代以上の世代は退職してる方も多いので、情報入手源がテレビなどのメディアや身近な人の会話ぐらいしかないのかもしれない。よって、直接的な経験よりもメディアなどの間接的な情報で景気回復の情報を得ているのかもしれない。
これぐらいかな?
それにしても、もともと消費意欲が他の世代に比べて低いとはいえ、60代以上で「消費税増税後でも消費を減らさない」と答えた人が多いのは朗報だ。これで少しでも増税後の反動減が抑えられるかもしれない。