内閣府からGDP2次速報が発表されました。
実質値は1次速報より+0.1の1.0(年率換算4.1)%となり上方修正となりました。民間設備投資の上方修正(-0.7→-0.3)が寄与したようです。
消費者態度指数
こちらは、先月より+1.2ポイント上昇し、45.7となりました。消費者のマインドは堅調な模様です。
平成25年5月調査結果(抜粋):景気ウォッチャー調査(内閣府)
結果を引用
5月の現状判断DIは、前月比0.8ポイント低下の55.7となり、2か月連続で低下した。
家計動向関連DIは、高額品販売が好調で、ゴールデンウィーク中の人出も多かったものの、初旬の低気温により衣料品の販売が低調だったことや、ゴールデンウィーク後に飲食等の売上が伸び悩んだこと等から、低下した。
企業動向関連DIは、これまでの円高是正の効果もあって、売上や収益の増加が製造業を中心にみられたこと等から、上昇した。
雇用関連DIは、求人の伸び悩みが一部でみられたこと等から、低下した。
5月の先行き判断DIは、前月比1.6ポイント低下の56.2となり、2か月ぶりに低下した。
先行き判断DIについては、これまでの円高是正の効果に加え、夏のボーナスの増加など政策効果への期待がみられるものの、仕入価格や電気料金の上昇等によるコスト増が懸念されるなかで、株価下落による先行き不透明感がみられること等から、家計動向部門、企業動向部門及び雇用部門で低下した。
以上のことから、今回の調査結果に示された景気ウォッチャーの見方は、「景気は、持ち直している」とまとめられる。
消費者態度指数に引き続き、こちらもマインド指標の「景気ウォッチャー調査」が発表されました。現状判断DI、先行き判断DIとも低下しています。マインド改善も一服という感じでしょうか。