コロンボ死す
ついにというかこのときが来てしまった。
アメリカの人気テレビドラマ「刑事コロンボ」に主演し、日本のお茶の間でも人気を集めた俳優のピーター・フォークさんが、２３日、カリフォルニア州の自宅で死亡しました。８３歳でした。
ピーター・フォークさんは１９２７年、アメリカ・ニューヨークに生まれ、１９５０年代からテレビドラマを中心に俳優として活動を始めました。なかでも１９６８年から主演した「刑事コロンボ」では、古びたレインコートを着て、うだつがあがらない風貌ながら、犯人が残したわずかな手がかりをもとに鮮やかな推理を行い、難解な殺人事件を解決するコロンボ刑事役を演じ、人気を集めました。「刑事コロンボ」は世界各国で放映され、日本でもＮＨＫなどで長年に渡って放送されて、吹き替えで使われた「うちのかみさんがね…」といった名セリフが、すっかりお茶の間で定着しました。フォークさんは最近、アルツハイマー病を患い、カリフォルニア州ビバリーヒルズにある自宅で闘病生活を続けていましたが、２３日、家族が見守るなか、息を引き取ったということです。
もう、ピーター･フォークと言えば「刑事コロンボ」しか思い浮かない！私が小さい頃、金曜ロードショーで何回も見た記憶があります。風采の上がらない格好ととぼけた言動*1で、犯人を追い詰める姿がかっこよかった。
あと、コロンボと言えば「チリコンカーン！」。子どもの頃の私は、あれをコロンボがうまそうに食べてるシーンを見て、「なんておいしそうな料理なんだろう」と、思ったものです(笑)*2
何はともあれ、名探偵がこの世を去ってしまった。合掌。
