くじらのねむる場所@はてなブログ

岡山県南西部在住。1983年生まれの40歳。経済、ミステリ、ウイスキー等について細々とブログに書いています

自民党の斜め上っぷりに驚いた

乗り遅れましたが
自民が「徴兵制」検討?=幹事長、即座に否定談話(時事通信)
   。 。
  / / ポーン!
( Д )

自民党、夏の参院選で勝つ気ないだろw まあ記事は時事通信の勇み足という見方もあるようですが。
自民党議員の中には次のような発言をする方もいるようです。

岩屋たけし議員のTweet(Twitter)

自民党が徴兵制を検討!」なんていうニュースはガセだが、「徴用制」なら検討の価値はあるかも。つまり、一定期間を国家社会のために費やす仕組みを設けるという案だ。介護でも森林整備でも海外協力隊でもいい。(以下略)

徴兵制や、徴用制に対してはいろいろな観点から反対意見があると思いますが、経済の観点から反対意見をいうなら次の点が上げられるでしょう。それは、

「徴兵制や、徴用制を導入した場合の労働力の低下をどうするの?」
という点です。

 ただでさえこれから少子高齢化が進んでで労働力人口−さらに言えば若年労働力人口−が減るのに、その若年労働力人口を減らす制度なんか導入したら経済活動が落ち込むのは必然。そりゃ、いまは景気が悪いから若年労働者は大量に余っていますよ。だけど景気が良くなれば、早晩労働力不足が叫ばれるようになるでしょう。この点どう考えてるんだろう。まさか、「徴兵、徴用制度導入によって国内の労働力不足が懸念されるから、外国人労働者を積極的に受け入れよう!」なんて、言い出すんじゃないだろうな。*1

*1:さすがにこれはないか。いやしかしこんな斜め上の発言をするぐらいだから、あり得るかもしれん。